色絵【いろえ】
色絵は本焼後に上絵具で絵付をし、専用の絵付窯を使い700~800度の低火度で焼成したものです。
下絵付の染付と上絵付の色絵を組み合わせたものが染錦で、
さらに金彩を加え200~300度で焼き付けたものを金襴手と呼びます。
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代表的な有名作品
色絵磁器
色絵石楠花躑躅文皿【いろえしゃくなげつつじもんざら】
色鍋島特有の藍・赤・緑・黄の四色の色づかい。
染錦手の一つ。鍋島様式 江戸時代 口径20.3cm 佐賀県立九州陶磁文化館蔵
金襴手
染錦手に金彩をを加えた豪華絢爛な傑作。
古伊万里様式 江戸時代 口径24.7cm
色絵陶器
仁阿弥道八【じんあみどうはち】 色絵雲錦手四方鉢【うんきんでしほうばち】
江戸時代 口径15.4cm 野村美術館蔵
染錦
色絵松竹梅分輪花鉢
八稜花形に染付と上絵を併用して松竹梅を表す。
柿右衛門様式 江戸時代 口径19.2cm 佐賀県立九州陶磁文化館蔵